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水上バイクは、推進力が小さいと旋回能力が急激に低下します。
旋回は、スロットルでのスピード調整やハンドル操作だけでなく体重移動を併用して行います。
車やバイク等とは違い、水上バイクは推進力がないと思ったように旋回する事が出来ません。

だからといってスピードを出し過ぎてしまうと、障害物をとっさに避ける際に曲がりきれずに衝突してしまう恐れが出てきます。
もしも航行中に急な障害物を発見したとしても、余裕を持って避ける事が出来るスピードを把握しておくのが大事です。
また、浮き具（バナナボートなど）を引っ張って遊ぶ際は、更に注意が必要です。
水上バイクはスロットルを緩める事で水の抵抗ですぐに減速しますが、引っ張られていたバナナボート等は水の上を滑るように進んでいるため抵抗をあまりうけずすぐに止まることが出来ません。
その為水上バイクが障害物を避けられても浮き具は障害物に衝突してしまう恐れがあります。
操縦者はこの点に関しても衝突する危険性がある事を十分に認識する必要があります。